無駄にならないPMP勉強法
昨年2018年12月にプロジェクトマネジメントのノウハウを
体系化した試験であるPMP(Project Management Professional)試験に合格しました。
勉強した期間は約1.5ヶ月です。
会社では上司や同僚から「短い勉強期間なのにどうやって勉強したの?」と
よく聞かれました。
今回は最短でPMP試験に合格するためにどんな勉強をしてきたのか紹介していきます。
(1)受験1.5ヵ月前からの取り組み
①PMP試験合格虎の巻(第6版)・・・ 3周(3週間)
本書は1冊目に取り組む参考書としてはわかりやすくて最適です。
PMP試験とはどんな試験で、どんな問題が出題されるのかがシンプルに
まとめられています。教科書的な説明と練習問題が1つになっています。
②PMBOKガイド問題集(第6版) 2周(2週間)
この本は問題がひたすらまとめられた問題集です。各問題の解説はありますが、
教科書的な説明のページは一切ありません。
”PMP試験合格虎の巻”で出題の傾向が分かったら、
大量の問題に触れて本格的に試験対策をします。
③PMPパーフェクトマスター(第6版) 2周(2週間)
この本は”PMP試験合格虎の巻”より詳しい説明があり、教科書に使うことが
できるとともに、本番を想定した模擬試験がついているので、受験の直前に
本番のつもりで解いてみて自分の実力を確認することをオススメします。
この3冊の参考書の練習問題をひたすら数こなすスタイルで、
1日あたり2時間程度勉強しました。
(2)試験勉強のアドバイス
・自作の要点ノートを作成しましょう。ノートに書く内容は、
①自分で重要と思ったキーワード
②頻繁に間違える問題
の2つです。寝る前の15分でこのノートをざっと眺めて要点を確認しましょう。
・ITTO(インプット、ツール&技法、アウトプット)をある程度暗記しておく。
ITTO自体を問う問題は少ないが、うろ覚えでも7割程度暗記してどこになに
があるか覚えておけば試験が楽になります。
実は、自身の暗記用ITTOのまとめ表をExcelでまとめているので、
どこかの機会で公開したいと思います。ネットにあるかなと思っていろいろ探したのですが、良いものが見つからなかったので、結局自作しました。
(3)受験当日のアドバイス
・他の受験者のパソコン操作音がかなり気になったので、
備え付けのヘッドホンは使用したほうがいいです。
・受験にあたり、年会費を払ってPMI会員になると受験料が安くなる&
PMBOKガイドブックがダウンロードできる恩恵が受けれるので、1年間だけでも会員になったほうが良いです。
・試験開始後に事前に暗記した計算式を約5分かけてすべて紙に書きだしました。
計算問題をあわてることなく計算することができます。
最後に・・・。
どの資格試験にも共通して言えることですが、教科書的なものを読むよりも
問題集から手を付けるスタイルが短時間で勉強の効果を上げれます。
淡々と知識を読む込む勉強は飽きてしまいますが、問題集を使ってアウトプットしながら勉強すると自分に足りてない部分をあぶりだすことができます。
ざっくりとこんな感じです。とにかく問題数をこなして、PMPの出題形式に慣れましょう!